南海トラフ地震対策!地震速報やツイッターから情報活用

南海トラフ地震対策!地震速報やツイッターから情報活用

 

南海トラフのような大地震が起こった際に重要になるのが、素早く情報を知ること!です。
緊急地震速報などで地震がくる前に知ることができれば、被害を抑えることができる可能性が高まります。

 

ここでは、南海トラフ地震対策として「緊急地震速報」や「ツイッター」から情報活用する方法を紹介します。

 

 

南海トラフ地震対策に活用できる緊急地震速報とは?

 

緊急地震速報

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/shikumi/whats-eew.html)

 

現在、地震発生直後に日本の気象庁が中心となって提供している緊急地震速報というシステムがあります。
緊急地震速報とは、地震の発生直後に各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想して、可能な限り素早く知らせる情報のことです。

 

いち早く地震情報を知ることで、大きな揺れが来る前に自らの身を守ったり、被害を減らす行動や対応を取ることができます。
緊急地震速報の仕組みは、地震の際に起こるP波という小さい揺れがあった後に、S波という大きな揺れが来るということを利用したものです。

 

P波の方がS波より速く伝わる性質があり、P波からS波到着までの時間により「地震発生時刻」と「地震波」の振幅から規模を推定し、所定地点の震度を予測するものです。
緊急地震速報は、このP波を感知して震度4以上が予測されるようなエリアに、地震の速報をするというシステムです。

 

緊急地震速報の精度

 

気象庁は日本中に約270ヶ所存在している地震計や、約800ヶ所ある国立研究開発法人防災科学技術研究所の地震観測網を活用して、この緊急地震速報を出しています。
もちろん、これが万能という訳ではありません。

 

P波を早い段階で上手く捉えることが出来なければ速報を出すことができず、P波S波を同時に観測すると既に大きく揺れてから緊急地震速報が配信されるということもあります。
とくに、「震源に近い所」や「震源が浅い場合」などでは、多くの地域に先に緊急地震速報が出ることがあります。

 

緊急地震速報の「高度利用者向け情報」と「一般向け情報」

 

緊急地震速報には、簡単に言えば2種類が存在しています。
それは、高度利用者向け情報一般向け情報です。

高度利用者向け情報 高度利用者向けの情報とは、P波S波の振幅が100ガル(地震の揺れの強さを表すのに用いる加速度の単位)以上、もしくはマグニチュード3.5以上で最大震度3以上と推定される場合に出されるものです。

まず、地震が発生したことを第1報として直ぐに発表します。
その後、2つ以上の地震観測点において地震波が観測されれば、すぐに解析を行って第2報・第3報と次々に出して情報を更新していきます。
これは、地震予測がある程度落ち着いて安定したと判断されるまで続き、最終報が発表されるまで行われます。
規定されている時間内に2つ以上の観測点で地震波が観測されなかった時には、「誤報」として判断してキャンセル報が発表されることになります。
実際にはキャンセル報が発表されることも多く、第1報の信頼度はそこまで高くはありません。
そのため、地震に関して真っ先に対応することができるものの、それが無駄になってしまうことが多いのも特徴的です。

一般向け情報 一般向けの情報である緊急地震速報は、予測震度が4以上という大きな地震が予測される地域にのみ「警報」として発表されるものです。

そのため、「強い揺れが来る」というシンプルな情報を伝えることに特化しており、こちらを設定している場合には的確で迅速な対応をすることが求められています。

 

このような緊急地震速報の働きかけで、何よりも早く対応ができるというメリットがあります。
以下の地震発生の際、津波に関して地震速報が行われたことで「津波注意報」や「津波警報」を素早く出せることが実証されています。

 

2007年「能登半島地震」「新潟中越沖地震」
2008年「福島県沖の地震」

 

携帯大手3社による緊急地震速報への取り組み

 

また、緊急地震速報をいち早く受信できる様に携帯大手3社が取り組みを行い、2007年に発売された機種から緊急地震速報を受信できるようになりました。

  • NTTドコモ
  • au
  • ソフトバンク

 

スマートフォンでも、2011年の夏以降に発売された機種では対応出来るようになっているものが多く、基本システムとして組み込まれている物がほとんどとなっています。
また、スマートフォン向けに緊急地震速報を受信できるようなアプリケーションも数種類出されています。

 

無料配信されているものも多く、初期設定を行えば直ぐに使えるという物が多くなっています。
しかし、「緊急地震速報と地震の間隔があまりにも狭いので役に立たない...」という意見もありますが、実際には直ぐに対応をすることで安全性に大きな違いが出るとされています。

 

つまり、早く知るということが出来れば地震に対応出来ることがあるのです。
例えば、建物内の部屋などにいる時に速報を受信した場合は、「閉じ込められないように部屋の扉を開ける」「机の下に隠れて頭を護る」という対応が考えられます。

 

いち早く地震情報を知ることで対応出来ること

 

  1. 窓や扉の近く
  2.  

    窓や扉は、大地震が起こると傾いてしまうことで開かなくなることがあるので、緊急地震速報と同時に開けておく。

     

  3. エレベーター内
  4.  

    地震の際に、エレベーターの中にいると閉じ込められたり、落下したりと非常に危険なのでエレベーターに乗っている時などは、全ての階の停止ボタンを押して一番先に開いた階で降りる。

     

  5. 商業施設内
  6.  

    人が多い施設の中では、全員が非常口などに殺到すると転倒などの危険が予想されます。
    落下してきそうな看板や照明などから離れると同時に、人の波に巻き込まれないように移動することも重要です!

     

    また、こういった大地震の時には、屋外へ飛び出すよりも耐震性が高い建物の中の方が安全なことが多くあります。

     

  7. 屋外
  8.  

    慌てて外に飛び出さないように周囲の状況を見るようにしましょう。
    屋外にいる時には、頭上から『看板・照明・割れた窓ガラス』などが落ちてくることが予想されます。
    できれば、耐震性が高い商業施設やビルの中に避難する方が安全です。

     

  9. 海岸場所
  10.  

    海岸から近くにいた場合は、津波に備えて出来るだけ海岸から離れるか、近くの高台やビルなどの建物の高層階に移動するのが安全でしょう。

     

  11. 自転車・自動車の運転中
  12.  

    自転車に乗っている時は、直ぐに降りて道の端に移動して歩いて移動することが求められます。
    自動車を運転している時は、道路走行中に急ブレーキを踏んだりすると事故を誘発する可能性があります。

     

    そのため、ハザードやウインカーを点灯させて、徐々に減速しながら道路の端に車を止めるようにします。
    また、急な移動や急ブレーキは必ず避けるようにしましょう。

 

こういった行動には、「速さ」が求められます。
その手助けとなるために、緊急地震速報が利用できるのです。

 

南海トラフ地震ほどの大地震であれば、太平洋側の都道府県はもちろん、かなりの広範囲に渡って大きな揺れが予測されます。
そのため、緊急地震速報を有効に活用していきましょう!

 

 

ツイッターを活用して地震情報入手!

 

ツイッター

 

気象庁などが発表している緊急地震速報の他にも、地震の際に有効な情報源となるのが「ツイッター」などのSNSです。

 

その地域に住んでいる人が、地震を体感して直ぐに情報を発信するため多くのメリットがあります。

 

ツイッターのメリット

 

ツイッターの一番のメリットは、「現場の生の声」が聞けることでしょう。
その場所が、現在どのような状況になっているのかというリアルタイムの情報を知ることが出来ます。

 

また、複数の人が様々な角度から情報を発信してくれるので、情報に偏りがなく全体像がイメージしやすくなります。
ツイッターを有効活用することができれば非常に役に立つでしょう。

 

ツイッターのデメリット

 

もちろん、ツイッターの情報にはデメリットもあります。
まず、公的機関ではない一個人が書き込み(つぶやく)ことをしているために、その情報が事実かどうか保障されないのです。

 

実際に北海道地震の時なども、現場を混乱させる嘘の情報がツイッターで飛び交い地域の人たちを不安にさせました。
個人が書き込んでいるために、その人の「主観的」な情報になりがちになります。

 

実は危険な地域であるのに、その人が「安全だ」と感じてそう書き込んでしまうと、それを読んだ人は「その地域は安全なのか」と思ってしまうことがあります。
もちろん逆の場合もあり、安全な地域であるのに「ここは危険だ!」と書き込んでいるのを観ると、危険な方に移動してしまう可能性もあります。

 

こういった点が、ツイッターの短所と言えるでしょう。
そんな中で、その地方自治体の長などがツイッターで発信する情報には、有益な情報が多く含まれていています。

 

そのため、「公的機関」や「公人が利用しているツイッター」には目を通すようにしておきましょう!

 

気象庁や内閣府の防災情報も参考に!

 

内閣府

 

他にも、気象庁や内閣府の防災情報も参考になりますので、サイトを調べてぜひ参考にしてみて下さい。

 

例えば、内閣府が発信している防災情報の中には、南海トラフ地震が実際に発生した場合の被害想定をYouTubeにアップしています。

 

 

最後に

 

南海トラフ地震のような大規模な地震では、どれだけ早く対応できるかということが重要になってきます。
「緊急地震速報」や「ツイッター」などに記されている情報を活用することで、迅速に対応できることがあります。

 

地方自治体では、こういったものを利用した訓練も定期的に行われていますので、普段からそういったものに参加して情報の扱い方を学んでおくのも良いでしょう。

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